或る大学生の書き溜め

閲覧してくださる方に少しでも違う価値観に触れていただければと思います。

朝課外について思う事

こんにちは。おっかむです。

最近福岡県で、県立高校の「朝課外」の是非についてが問題に上がっていました。

※参照

www.nishinippon.co.jp

今日は今現在問題になっている「朝課外」について、高校3年間朝課外を体験した者として思う事を述べていきたいと思います。

朝課外の特徴については軽くまとめておきます。

朝課外

①九州の公立高校を中心に行われている

②時間帯は朝のHR前の7:30-8:15(高校によって多少のずれアリ)

③生徒の任意参加・内容は問題演習

 

今や大学の1限にも間に合わない腐れ大学生となった私ですが、朝課外にはきちんと参加していました。なぜなら3回遅刻すると職員室呼び出しがあるからです。

 

…? おかしいぞ、朝課外は任意参加が前提ではないのか?

このように実情としては、朝課外は強制的に行われていたのです。

 

また、任意参加を建前とする以上、課外で取り扱う内容は「問題演習」中心という風にされていましたが、実際には学校の正規の時間割で終わらなかった授業内容を行う、いうなれば「授業進度の調整」という意味合いが強いのです。

 

つまり少々口を悪くして言うと、「授業進度が遅い先生」が「その遅れを取り戻す」ために、朝7:30から学生を集めて「強制的」に授業を行う、これが朝課外の実情です。

 

私が通っていた高校はいわゆる「田舎の自称進学校」であるため、塾や予備校などが存在しないために、その肩代わりを課外で行っているという風に学校側は説明していますが、その場合でも「強制」であることの理由としては不十分であると思います。(塾や予備校に行くかどうかは学生次第ですよね。)

 

これに加えて、学校が推進している1日3時間の勉強・部活動を組み合わせると、1日の睡眠時間は必然的に6時間以下になり、立派な「ブラック企業ソルジャー予備軍」が誕生します。

 

さらに受験期には、6時間目の授業の後「夕課外」なるものがあり、合計で1日8コマの授業が強制的に課されることになります。

 

本当にこれが学生の学力向上につながるのでしょうか。教師側からは、「朝課外が任意参加になってしまうと来ない学生との学力差が生まれるのでは」という懸念がありますが、そもそもそういった「来ない」学生に朝課外の参加を強制させて学力が伸びるとは私は思えません。慢性的な睡眠不足の状態で強制的に7:30から授業を受けさせられ、授業中不可避的なうたた寝をすると精神論でバッサリ切られる…。

 

朝課外の是非に賛否両論ある、というより個人的に朝課外は「百害あって一利なし」こう考えています。

 

この流れのまま、福岡県だけでなく、一刻も早く他の地域でも朝課外が議論になり、廃止の方向に進むことを望んでいます。

 

ではでは